お正月『門松』の由来 いつ飾る?いつまで飾るの?
2018/11/26
お正月 門松の由来 いつ飾る?
いよいよ今年も残りわずか。
うちの子供が通っている小学校でもパパさん達が一丸となって、毎年立派な門松をたててくださいます。
おやじの会というのがあり、一日かけて制作してるそうです。
★門松は「めじるし」
お正月は幸せをもたらす「年神様」を迎え、おもてなしするための行事です。
大掃除をして、お正月飾りをし、年神様にくつろぐ場所を作ることで感謝の気持ちを表しています。
お正月飾りの一つでもある「門松」は、年神様が間違わずおりて来られるようにと目印や案内役の意味を持っています。
元旦にお迎えし、お帰りになるまで「門」で待っているので「門松」といいます。
そしてこの門松が立っている期間を「松の内」といい、この間に年始の挨拶をするのが習わしのようです。
★いつ飾るの?
いったいいつ飾ればいいのか悩みませんか?
「松の内」の期間に飾るらしく、12月13日~と言われています。
この日以降、12月28日くらいまでに飾るようにしましょう。
19日や29日に松を飾るのは、「九松」=「苦待つ」と言われ避けましょう。
大みそかの31日も「一夜飾り」と言い、年神様をお迎えする飾りが一夜限りになるので、縁起が悪い・不吉な事をさすので避けたいものです。
★いつまで飾るの?
決まりごとはないようですが、一般的に「松の内」の1月7日までと言われています。
地域によっても変わるようです。
また、鏡開きの11日に合わせて正月飾りを一緒に外す人も多いようです。
処分は、神社などで行われるどんと焼(年神様をお見送りするためにお正月の飾り物を燃やす)で燃やすそうです。
近所でやっていない場合は、正月飾りにお清めのお塩を振りかけて紙にくるんで燃えるゴミで出したり、役所に確認して粗大ごみでだすなりしましょう。
★まとめ
年神様は、それぞれの家のご先祖様であり、山の神・田の神であると言われているので、五穀豊穣と幸福をもたらすとされています。
来年度も皆さんに、たくさんの幸福が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。