小学生の自由研究 おススメのテーマ「地域調査」5・6年生高学年向き
2018/08/06
小学生の自由研究 おススメ」5・6年生向き
社会科自由研究を調べてみよう!
高学年にもなると町に出掛けて地域を調査するのもいいですね。
その際は、人に迷惑をかけない、公共のものを壊さない、汚さないとマナーを守って調査しましょう。
●テーマ●
バリアフリーを調べよう!
●目的●
私達の町には、高齢者や障害者にとってさまたげになることがいくつかあります。
最近では、町中にこうしたバリアフリー(かべをなくす)の工夫が取り入れられている事が多く感じます。
そこでどのようなバリアフリーがあるか調べ、その結果私達がどのように行動したらよいのか考えたいと思います。
★どんなことがバリア(さまたげ)になるの?
バスや電車の時刻表や路線案内が見らないなど。
・耳の不自由な人→車のクラクションが聞こえない。
駅などの案内放送が聞こえない。
病院や銀行などで呼び出しが分からないなど。
・車いすの人→階段や歩道橋は一人で上り下りできない。
自動販売機が高い位置にあると買いづらい。
狭いお店に入れないなど。
・高齢者→駅やデパートの案内図など分かりづらい。
人ごみの流れについていけないなど。
・妊婦→満員電車やバスで押される危険がある。
お腹が小さいと席を譲ってもらえないなど。
★身の回りのバリアフリーを探そう!★
・スロープ→ゆるやかな坂になっていて車いすに乗って上れる。
・ノンステップバス→車いすでも乗り降りがスムーズに出来る。
・車内には段差がなく車いすのまま乗れるスペースがある。
・広いスペーストイレ→車いすの人や赤ちゃん連れの人などのためにベビーベットやベビーチェアーも完備され広いスペースがとってある。
・その他→シャンプーの容器にはデコボコの突起がある。リンスにはない。
・お札にもそれぞれマークがある。
★バリアフリーマップを書こう★
自分の住んでいる町はバリアフリーが進んでいるのだろうか?
自分の地域のバリアフリーの状況を調べて絵地図を書き込んでいこう。
例えば、点字ブロックやお店の入り口の広さ、エレベーター、放置自転車などがあるか調べてみる。
●感想●
自分にも出来るバリアフリーがあるのではと感じた。
車いすの人には道をふさいでいる障害物があったら通りやすいようにどかしてあげる。
高齢者の方には、荷物が重くて大変そうなときには声をかけて持ってあげる。
耳の不自由な人には、手話をする。(ジェスチャーなど)
または、紙に書いて伝える。
*もしも相手の立場だったらと相手の気持ちを考えて思いやれば行動出来ると思う。
●まとめ●
バリアフリーの状況を知ることにより、障害者や身体に不自由を持っている方に対して優しさや気づかいが生まれてくるのではないでしょうか。
自由研究と言えば理科の研究や実験が思い出されますが、このような社会科学習的な内容もおススメですよ!