慶事でのスピーチ・挨拶の基礎 尊敬語と謙譲語
2018/11/26
慶事でのスピーチ・挨拶の基礎 尊敬語と謙譲語
結婚式や入学式・卒業式また会社関係のスピーチや挨拶、身近なところで言えば自己紹介もかな!?皆さんも一度はこれらを経験したことがあると思います。
その中で、尊敬語と謙譲語の使い方を皆さんは正しく使えているでしょうか?
★敬語とは
敬語とは、尊敬語と謙譲語と丁寧語の3種類があります。
・自身や身内に対して使う・・謙譲語
・言葉の頭に「お~」「ご~」をつけ、語尾に「~です」「~ます」とする・・・・・丁寧語
この中で注意して使わないといけないのが尊敬語と謙譲語です。
★二重敬語とは
・敬語を重ねて使う事。
おかしな表現になるので要注意です。
×「おっしゃられましたように」
〇「おっしゃたように」
×「お召し上がりになってください」
〇「お召し上がりください」
★主な尊敬語と謙譲語
代表的な言葉を紹介します。
与える・・・尊敬語(くださる、たまわる)・謙譲語(差し上げる)
言う・・・尊敬語(言われる、おっしゃる)・謙譲語(申す、申し上げる)
行く・・・尊敬語(行かれる、いらっしゃる)・謙譲語(参る、伺う)
いる・・・尊敬語(いらっしゃる、おいでになる)・謙譲語(おる)
思う・・・尊敬語(思われる、思いになる)・謙譲語(存じる)
帰る・・・尊敬語(お帰りになる、帰られる)・謙譲語(失礼する)
聞く・・・尊敬語(聞かれる、お聞きになる)・謙譲語(うかがう、拝聴する)
来る・・・尊敬語(お見えになる、お越しになる)・謙譲語(うかがう、まいる)
知る・・・尊敬語(ご存じ、知ってらっしゃる)・謙譲語(存じる、存じ上げる)
する・・・尊敬語(なさる、される)・謙譲語(いたす、させていただく)
食べる・・・尊敬語(召し上がる、お食べになる)・謙譲語(いただく、ちょうだいする)
使う・・・尊敬語(お使いになる)・謙譲語(使わせていただく)
話す・・・尊敬語(お話になる)・謙譲語(お話する)
見る・・・尊敬語(ご覧になる)・謙譲語(拝見する)
もらう・・・尊敬語(お受けになる、お納めになる)・謙譲語(いただく、ちょうだいする、たまわる)
●まとめ●
尊敬語と謙譲語は、意外と難しいですね。
丁寧すぎるのもマナー違反になるそうです。
特に二重敬語や過剰敬語は要注意です。
原稿が出来上がったらよくチェックしましょう。